コンテンツにスキップ

旅行で買ったまりもが寂しそうだったので、メダカ観察カメラを作った

最初のテーマは、ずばり「まりも」。

旅行先で、念願のまりもを買った

9月のシルバーウィークに、8年くらい欲しかったまりもをついに手に入れた。阿寒湖の土産物店で買ったもので、養殖とのこと。天然のまりもはもっとふわっとしているそうだが、国産の天然ものは採れないらしい。それでも十分きれいだったので、迷わず連れて帰った。

帰宅して眺めているうちに、なんとなく寂しそうに見えてきた。まりもはしゃべらないけど少し窮屈にも思える。

エビとの同居するかも調べたが、まりもをつつきすぎるらしい。今回はメダカを一緒に飼うことにした。

まりもの同居人を迎える

ちょうどホームセンターに、メダカの初心者セットが売られていた。価格は2,000円くらい。運がいい。そのまま一式を買って、メダカを迎えた。

まりもとメダカを一緒に入れると、水量が増えたせいか、まりもはより深々とした緑に見える。これでひと安心。

青いバックスクリーンを付けた水槽へメダカを入れた直後の様子

メダカを入れた直後。青いバックスクリーンを付けた状態。

バックスクリーンを外した水槽で、まりもとメダカが泳ぐ様子

バックスクリーンを外した状態。水槽の奥まで光が回り、まりもとメダカの位置を確認しやすくなった。


ところが、聞くところによると、メダカは条件がそろえば一気に増えるらしい。これはまずい。

雄と雌がいるのか確かめたい。ところが、水槽へ顔を近づけても、動き回る小さなメダカのひれはよく見えない。しかも、人が近づくと逃げてしまう。

それなら、定点カメラで観察すればいいんじゃね?

こうして、メダカ観察カメラを作ることになった。

まずは家の中で見られればいいということで

最初の目標は、カメラの映像を家の中でPCやスマートフォンから見ることにした。

録画はしない。静止画ボタンや設定画面も付けない。水槽の前に陣取らなくても、メダカが人を警戒していない状態を大きな映像で見られればいい。

画面に残したのは、映像と、配信の状態、配信の速度だけ。できるだけシンプルに作った。

今回の予算は100円

今回は手持ちの機材を流用した。実は、メダカ以外にもRaspberry Piを何台か飼っている。

品目 出所 今回の支出
Raspberry Pi 4B 手持ち品 0円
OV5647カメラ 手持ち品 0円
microSDカード、電源 Raspberry Piで使用していたもの 0円
カメラ固定部品 3Dプリンターで自作 約100円
合計 新しく支払った金額 約100円

Raspberry Piやカメラからそろえる場合は、この金額とは別になる。この用途だけなら8 GBモデルは必須ではない。USBカメラでも構成できるが、価格とLinuxで扱える映像形式を確認して選ぶ必要がある。

CADで設計した水槽用のカメラ固定部品

水槽の縁とカメラ基板を挟んで固定する部品をCADで設計した。

観察してみたら、こんな感じ

カメラを固定すると、水槽の前で目を凝らさなくても、メダカの泳ぐ姿を繰り返し観察できるようになった。

PCのブラウザーに表示したメダカの観察画面

PCからブラウザーで開いた観察画面。水槽の底から、泳いでいるメダカを確認できる。

全体の様子は見られるようになったが、雄と雌を見分けるためのひれは、フレームによって見え方が大きく変わる。

観察カメラで撮影した、ひれが少し見にくいメダカ

メダカを捉えられてはいるものの、ひれの形は少し分かりにくい。画質にはまだ改善の余地がある。

観察カメラの近くを泳ぎ、ひれの輪郭が見えるメダカ

カメラの近くを横切ったフレームでは、ひれの輪郭を確認しやすかった。

ひれが見えるフレームは撮れた。ただし、雄雌を判断するには、横向きの姿をもっと安定して鮮明に撮れるよう、カメラの位置や画質を調整する必要がある。


妻の一声

家の中から水槽を見られるようになり、妻にも画面を見せた。

返ってきた感想は、これだった。

「旅行中に死なないか心配だわ・・・」

うーん・・・確かに、家にいる間の観察には使えるが、旅行先からは開けない。

まりもを買った旅行がきっかけでメダカを飼い始めたのに、次の旅行ではそのメダカが心配になる。堂々巡りだな~

次は、旅行先から見たい

市販のペットカメラは犬や猫を部屋越しに見るものが多い。欲しいのは、水槽の近くへ固定でき、メダカを画面いっぱいに映し、映像が止まったことも分かるカメラだ。少なくとも、自分が欲しい形の「メダカ用ペットカメラ」は見つからない。

それなら、次も自分で作ろう。

次回、旅行先から安全に見られるメダカ用ペットカメラを作る。

関連記事